ライブストリーミング機器を作っているYoloLivのYoloBox Proを貸していただいたので紹介します。YoloBox Proは見た目は8インチのモニターなのですがライブストリーミングの機能がてんこ盛りな機器です。YoloBox Proができることは、(記事執筆時)Facebook、YouTube、TwitchやRTMPなどへのライブ配信をYoloBox Pro単独で行えたり、複数入力の映像スイッチやテロップ付などをPCなど必要なくできちゃいます。YoloBox Proの中にAndroid OSが中に入っているのでそういったことができるようになってます。
YoloBox Proは8インチと画面も大きく、タッチスクリーン搭載なので操作も簡単で、初期状態から5-10分ぐらいですぐに配信できてしまうぐらい何も悩まなくて良いライブ配信機器です。
とりあえず、僕自身があんまりライブ配信しない人ですが、YoloBox Proの使用感想などを紹介します。YoloBox Proのレビューをご覧ください。
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YoloBox Proはかんたんにライブ配信できる
YoloBox Proは上記のAmazonリンク(システムファイブさん)やYoloLivの正規代理店であるシステムファイブさん本家でのみYoloBox Proの購入をおすすめします。システムファイブさんではアップデート情報なども出ているのでYoloBox Proを手に入れるならぜひとも・・・!
さて、YoloBox Proのおさらいですが、
- エンコーダー、スイッチャー、モニター、レコーダーが一体型となった「ライブストリーミングエンコーダー」
- パソコン不要、モニター不要、オペレーション卓不要
- 8インチタッチパネルを搭載したコンパクトな筐体
- 10,000mAhの大容量バッテリーを内蔵
って感じの製品です。これまでのライブストリーミングってやっぱりPC必須だったじゃないですか?それがもう、YoloBox Proはモニター単品、しかもバッテリー内蔵のやつなので大きい機材が不要になったんです。ごちゃごちゃした設備にならないので、非常にコンパクトにライブ配信ができちゃう・・・!
Android OSでタッチスクリーンなので、直感的な操作が可能で、テロップのかんたんな挿入や、SDカードから読み込んだ映像を重ねたり、ロゴを入れたりできます。ちなみにレコーディングもSDカードに入り、そのレコーディングされたものも映像ソースとして使えます。
さらにいればYoloBox Proは、WiFi、さらにいれば4G SIMに対応しているので、本当にどこでも(電波が届く場所なら)配信が可能になっちゃうのです。
現時点、Facebook LiveやYouTube Liveなどの配信をおこなえますが、どうもこのYoloLivという会社は開発スピードが半端なく、そのうちYoloBox Pro単独でInstagramやTikTokなどのサービスにも対応するようです。Zoom、Skype、Teamsは対応予定は確定です。
実際にYoloBox Proの初期状態からライブ配信までの流れとして、YoloLivのアカウントを作り、画面の指示に従ってライブ配信したい場所(FacebookやYouTube Live)のアカウントを紐付けしたらもう終わります。説明書とかありますけど、僕は一切読まずにYoloBox Proでライブ配信まで簡単に行えました。本当にYoloBox Proの初期状態から5分程度でライブ配信が行なえます。YoloBox Proのライブ配信の設定さえ済んでいたらネット環境につないで即座にライブ配信が行えちゃいます。
実際にテロップやロゴ、映像の切り替えを行いましたが、直感的に操作できちゃうのでまじで何も悩んでません。それぐらいYoloBox Proはかんたんにライブ配信を行え、それをワンランク上のものにしてくれます。
YoloBox Proは入力をいくつもある
YoloBox ProはHDMIが3つ、USB系が2つ(WEBカメラをつなげるらしい)、そしてマイク用の端子があります。もうここにカメラやマイク(HDMIなのでマイクなくても良いけどね)をつないで、YoloBox Proを設定したらすぐにでも配信できちゃう。本当にステップ少なく配信できちゃえるのが良いです。
ネット接続には有線LAN、WiFi,4G SIMに対応しています。安定を求めるならばやっぱり有線LAN(Ethernet)なんですけど、普通の配信用途ならばぶっちゃけWiFiで全く問題ありませんでした。配信業務をされている人だとYoloBox Proの懸念としてありそう。そのあたりどうなんだろうか。ちなみに、有線LANは100Baseだそうです。YoloBox Proの次期バージョンではぜひとも1000Baseにしてくれ。安定第一です。
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YoloBox Proの色が不安?
実際にYoloBox Proで映像をYouTube Liveに配信してみたのですが、「めちゃくちゃ操作簡単、ライブ配信がめっちゃかんたん」というポジティブな印象の中で、「色が違う」というネガティブな感想もあります。BMPCC4KからHDMIケーブルを引っ張り、そのままYoloBox Proにうつしてみると、「あれ?なんか色が違うな」という感じになります。そしてそのままYouTube Liveに配信してみると、やっぱり映像の色が違うんですよね。BMPCC4Kと「実際に配信された映像の色」がちがうということです。これはもうYoloBox Proの中で色が変わっちゃっているってことなんでしょうけど、これってアップデートなんとかなりませんかな?YoloBox Proとライブ配信された映像(iPhoneで視聴)を見る限り、色は問題なかったのでまぁそういうことですね。
いや、これ、アップデートでどうにでもなりそうなんですよね。ってことで、YoloBox Proの色関係のアップデートを求めます。
YoloBox Proの購入はシステムファイブで
あらためて、YoloBox Proの購入はシステムファイブさんからをお勧めします。僕にメリットがあるから宣伝するってのもありますけども、実際に、YoloLivの正規代理店はシステムファイブさんなので他に選択肢無いとは思われます。システムファイブさんのページにてYoloBox Proの詳細も載ってますのでご興味で他人はぜひともどうぞ。※というか、他店から買うと技適なしの製品もあるとの情報があります
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ライブ配信業務でもYoloBox Proが使われているところもあるようですね。ATEM Mini的なものもいいですけど、機材がコンパクトになるYoloBox Proはかなり魅力的ですな。