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TILTAのミニ三脚「TA-MTT」が不良品だった話と、めちゃくちゃ良かった話

TILTAのミニ三脚「TA-MTT」が不良品だった話と、めちゃくちゃ良かった話

楽しみにしていたはずが…届いたTA-MTTの様子がおかしい

TILTAのミニ三脚「TA-MTT」は、ジンバルユーザーにとって理想的なスペックを持っていると思っていた。見た目も無骨でかっこよくて、ロック機構で脚をガッチリ固定できる仕様。そんな期待満々で注文した。

ところが、届いたものを手にしてすぐに「あれ?」と思った。何も取り付けていない状態なら「Open」「Close」の動作は一応できる。ロック機構も動いているようには見える。でも、上からちょっと力をかけると、まったく動かない。そう、ジンバルを取り付けた“実用状態”になると、ロックや解除が極端に重くなるのだ。

ロックしようと力を入れると、かろうじて閉まる。でも、解除のときには本体ごと回ってしまうほどのトルクが必要で、「これは実際の撮影現場じゃ無理だ」と直感した。

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これは仕様なのか?それとも不良品?

最初は「こういう製品なのかも?」とも思った。でも公式の紹介動画などを見る限り、もっと軽やかにスムーズに動作しているように見える。使用方法が間違っているのかと思い、構造をじっくり見直しても、やっぱりおかしい。

 

 

疑問点をまとめると、こんな感じだ。

ロック/解除は「何も装着していない状態」では一応動く

カメラやジンバルを装着すると、動作が異常に重くなる、というかめっちゃ力が要る

手でベースを固定しないと、ロック解除すら困難、手の皮膚をけがするレベル

ロック操作時に製品本体がねじれる、結果としてジンバルから三脚を外す動作と一緒になる

これはどう見ても「仕様」じゃない気がした。そこで、同じ製品をもう一つ注文してみることにした。

二台目で確信、「これは不良品だった」

しばらくして届いた二つ目のTA-MTT。これが全然違った。軽い!滑らか!ちゃんとロックして、ちゃんと解除できる!想像していた“あの動き”そのまんま。ジンバルを取り付けた状態でもスムーズに動作し、力を入れなくてもストレスなく操作できる。

「これだよ、求めてたのは…!」と思わず声が出た。TA-MTT、マジで良い。

動画では、途中圧をかけているつもりで圧が掛かって無く回ってしまってますが、ジンバルに取り付けると全く動きません。確実に不良と言えます。

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結論:不良品は確かに存在する、でも良品はめちゃくちゃ良い

最初に届いたTA-MTTは、明らかに動作に問題があった。不良品だったと言っていいと思う。でも、良品は本当に素晴らしい製品だった。

ロックの効き方もしっかりしていて、ジンバルの運用が格段に快適になる。重さも程よく、しっかり安定するのに、持ち運びもしやすい。何より、思ったように動いてくれるって、こんなに気持ちいいんだと実感した。

もし「ちょっと動作が重いかも…?」と思っている人がいたら、それはもしかしたら“ハズレ”かもしれない。二台目でこれだけ差が出たので、諦めずにチェックしてほしい。

ジンバル使う人には本当におすすめ。TA-MTT、めっちゃ良い三脚です。

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「全身性エリテマトーデス」と「両足大腿骨骨頭壊死」という病気を抱えながら、フリーランスとして活動しています。伊勢志摩在住。HP制作、写真撮影、動画撮影を生業としています。 このブログに掲載している写真は、主に EOS R5(2021年頃より)を使用して撮影しています。 お仕事のご相談やレビューのご依頼は、お問い合わせフォームからご連絡ください。 また、YouTubeもやっています。よかったらフォローしてもらえると嬉しいです!

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