5D Mark IVのようなフルサイズを支えられる雲台に悩んでいました…。そして遂に出逢っちゃいました。
SIRUIの雲台、K-30Xにね…。
ってことで、SIRUIの雲台「K-30X」を手に入れたのでご紹介します。
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家にはいくつか雲台があって、それらが三脚に最初からついていたやつなんですよね。アルミとかカーボンの比較的安価に手に入る三脚を使ってたのですが、それに着いている「自由雲台」にちょっと悩みが出てきたのです。
それが「ちょっと動いちゃう問題」です。
自由雲台ってその名の通り、自由にカメラの角度を決めて撮影に挑めるアイテムなんですが、5D Mark IV(とレンズ)の組み合わせが重いからかちょっと動いちゃうんです。
なんだったら、いつのまにか下まで下がっちゃうんです。
もちろん、「ギュッ」ってやればズレないんですけど、なんかズレる度にそれをやっていて…「うーん、買うか!」…ってノリで自由雲台を新たに選ぶことに。
そこで色々悩んでいたという話です。
とある神からは「○○買っちゃえば良いのに」的な事言われたんですけど…こちらにしました!
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最大搭載荷重30kgのSIRUIの自由雲台「K-30X」
まず第一に、ボクは雲台の知識が皆無でした。
「とりあえずカメラが止まればいいや」ぐらいのアイテムだと思っていたんですが、調べれば調べるほど、「大きな沼」が底に待ち受けていました。
雲台の種類がメチャクチャ多いことや、メーカーによってそれぞれの特徴が有ること、なにより外見がカッコイイヤツとか有ること等などです。
そもそも「自由雲台」以外にも「3way」や「2way」、「ギア雲台」なんてのも有ることすら知らなかったという。
そんなボクに、とある神がこんなこと言ってきたんです。
Z1買っておけば問題ないのに…
Z1買っておけば問題ないのに…
— しむ(コトバコ) (@46sym) 2018年12月20日
雲台を購入するときに参考にさせてもらった「コトバコ」ってブログのシムさんが発言した恐ろしい言葉。
この「Z1」ってのが、雲台を調べていて「高ぇ、だれが買うんだこんな奴」と思ってた雲台なんですよね。
ただ、調べていけば調べていくほどこのARCA-SWISS(アルカスイス)製の「Z1」に魅力を感じてきてしまったのです。
いや、やっぱ高ぇよ。
でも、コイツを買っておけば間違いない感はかなりあります。
なんたって耐荷重60kgですからね。子供でも余裕なのかな?
とりあえず候補に入れさせて頂いた雲台です。かなりオーバースペック感はあります。
RRSのBH-55も候補に挙がった
候補の中には、もっと高い雲台が存在していて、それがRRS(Really Right Stuff、リアリーライトスタッフ)のBH-55です。
RRSも「憧れのブランド」で有ることは間違いないところで、底が出している雲台…高いんです。これなら先ほどの「Z1」が「あれ?こっちの方が安いな」って思えてしまうレベルです。
耐荷重は50kgなんですが、見た目がメッチャカッコイイ。
いや、でもやっぱ高いわ。
強いけど安いK-30X
ってことで、出てきたのがSIRUIのK-30Xです。こちらもコトバコで紹介されてましたが、まー安いんです。
コレまで上げた二つは、ものすごく上位なアイテムなんでしょうけど、個人的には「オーバースペックでは?」感がめっちゃあるんですよね。
なら自分の丈に合ったヤツ、それでなおかつ強いヤツーを調べまくると「SIRUI」って単語がメッチャ出てきたんです。
そんなSIRUIから選んだのが「K-30X」でしたー。
SIRUIの自由雲台はK-10X、K-20X、K-30X、K-40Xなんてラインナップがあります。それぞれ耐荷重が異なっています。
K-10Xは耐荷重が20kgなんですが、「うーんもうちょっとほしいなー」って感じになって、K-40Xは耐荷重が35kgなんです。
35kg…もいるのかな?って思って間を取り耐荷重が30kgの「K-30X」にしました。
率直な感想だと結構強いです。
5D Mark IV+レンズで大体2kgちかくありますし、レンズが長いと重臣がさらに前に行きますからね。そうかんがえると、余裕なんです。(あれ?K-10Xで実はOK?)
将来的にレンズを増やしていくので、まぁこのあたりかなーと。
K-30Xを写真で見ていく
ってことで、K-30Xを紹介していきます。
まず、最初に思ったのが「デカイ」でした。
これまでトラベル三脚系に付属の雲台しか見たことがなかったので、一回りほど大きいK-30Xを「でかい」と認識。
どれぐらい大きいかというと、写真右の雲台がK-30Xです。
左の付属の雲台より、マジで一回り大きいです。
この円形のベースの径が60mmあるとか。
なぜこんな大きいかというと、中に入っているボールの大きさが44mmあるからです。
このボールの大きさが大きければ大きいほど保持力があるとかなんとか。
もちろん、5D Mark IV+レンズでもがっちり止まってくれます。
フリクションコントロール
SIRUIのK-30Xには「フリクションコントロール」が存在します。
雲台をロックするツマミにさらに小さいツマミがついています。
このツマミを回せば、「どこまでロックを緩められるか」を調整できるんです。
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よくある、雲台を緩くした途端、カメラが「カクン」ってなって指を挟んでしまう事故。そういった事故を未然に防げるのが「フリクションコントロール」なんです。
「カクン」ってなっちゃうってことは、それだけ緩くしてしまったってことなので、そこまで行かないように「緩く出来る場所」を指定するのがフリクションコントロールなんですね。
ボクも「カクン」をやったことがあるので、この機能は良いなと思いました。
水準器とかついているの嬉しい
雲台を見ていくと、水準器はもちろん「パン」も出来るようになってましたー。
初めからアルカスイス互換のプレートがついていて、それをカメラに取り付ける…もしくは別のアルカスイスプレートを使って雲台に取り付けます。
水準器以外には、プレートを急に外れないようにする「ロック」も存在しました。
そのロック自体は「邪魔だなー」って思いましたけど、カメラの落下を防ぐために必要なんでヨシとしておきます。
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SIRUIのK-30Xはガッツリがっちりホールドしてくれた
ってことで、フルサイズカメラを保持するためにSIRUIのK-30Xを手に入れました。もうね、大満足です。大分がっちりホールドしてくれます。
先のアルカスイスZ1とかRRSのとかはもっと良いんでしょうけど、現状ボクがやりたいこと、持っている機材からするとK-30Xあたりが妥当なのではないでしょうか?
自分で言うのも何ですが良い買い物をしたと思います。
うーん、こうなってくると「三脚」もですよねー。
ってことで、三脚の話は今後ご紹介しますー。
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シムさんには相談にもらったけど、結局コレにしましたー。それにしても、沼…深すぎません?