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Leofoto G4をレバークランプに交換したら直面したアルカスイスの呪いと解決方法

Leofoto G4をレバークランプに交換したら直面したアルカスイスの呪いと解決方法

日、僕はLeofoto G4のクランプ部分を「PCL-60レバークランプ」に交換しました。レバー式の素早く確実な固定感は非常に便利で、導入後の満足度は高かった……のですが、少々厄介な問題にも直面しました。それは、アルカスイス互換プレートの厚みの違いによる「はまり方のムラ」です。

この記事では、この「アルカスイスの呪い」とも言える問題の背景と、それを解決するための簡単かつ安価な方法を紹介します。同じ悩みを抱えるレバークランプユーザーの参考になれば嬉しいです。

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アルカスイスプレートの厚み問題とは?

アルカスイス互換プレートは一見どれも同じ規格に見えますが、実はメーカーによって微妙に違いがあります。

厚みの違いが引き起こす「はまり方のムラ」

アルカスイスプレートの幅はどのメーカーも基本的に同じですが、傾斜が始まる高さが異なることがあります。この違いが原因で、以下のような問題が発生します。

めっちゃ隙間が空いている

  • Aのプレートではしっかり固定されるのに、Bのプレートではスカスカになる
    レバークランプは一定の幅でしか締め付けられないため、このような現象が起きます。

一方、ネジ式クランプであれば幅を調整できるため、この問題は発生しません。しかし、レバークランプ特有の利便性を考えると、厚み問題を解決する必要があります。

問題を解決する2つの方法

僕がこの問題を解決するために試した方法は次の2つです。

方法1: 六角レンチで都度調整

レバークランプの締め付け強さを六角レンチで調整する方法です。これなら、異なる厚みのプレートに応じてクランプを調整できます。

ただし、この方法には大きなデメリットがあります。

  • 調整が面倒くさい
    撮影中に毎回六角レンチを取り出すのはストレスです。

正直なところ、この方法は僕には合わず、すぐに別の方法を考えることにしました。カメラ一つだけだったら良いのですが、例えば望遠レンズ似ているアルカスイスプレートは幅が合わないなんて事もありました。

方法2: スペーサーを使う

次に試したのが「スペーサー」を活用する方法です。スペーサーとは、プレートとクランプの間に挟む薄い板のこと。金属やゴム製の板を使用してプレートの厚みを調整します。

この方法には以下のメリットがあります。

  • 安価で簡単
    自作できるので費用がほとんどかかりません。
  • 柔軟性がある
    必要に応じて取り外しや追加が可能です。

僕はこちらの方法を採用しました。

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スペーサーの作り方

僕が使用しているのは「SWFOTO PCL-R5G」というEOS R5バッテリーグリップ用Lプレート。このプレートはアルカスイス互換プレートの中でも特に分厚いことが判明しました。これを基準にして、他のプレートの厚みを調整するためにスペーサーを作ることにしました。

スペーサーの素材選び

僕が選んだのはゴム板。理由は以下の通りです。

  • 加工しやすい
    カッターやハサミで簡単に切れる。
  • コスパが良い
    紛失しても再度切り出せばOK。

使用したゴム板はこちら。

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ちなみにこの光さんのゴム板は 床にライトスタンドを建てかけるときにも使っています。立てかけてもライトスタンドが滑っていかないので重宝しています。

スペーサーの加工手順

  1. ゴム板をアルカスイスプレートの大きさに合わせてカット。
    ※正確さは必要ありません。
  2. 先のゴム板の厚みを1mm、2mmと試し、最適な厚さは0.5mmと判明。
  3. ゴム板にハトメをつけ、チェーンでつなぐ。
    ※アクセサリー感が出て、持ち運びに便利です。

こんな感じで安いのが売っています。

スペーサーで解決できる理由

なぜスペーサーが解決策となるのか? それは、レバークランプの締め付け幅に合わせて、プレートの厚みを補正できるからです。これによって、どのアルカスイスプレートでもしっかりと固定できるようになりました。

僕のように異なる厚みのプレートを併用している方には、この方法をぜひ試してほしいです。

まとめ

レバークランプの導入は利便性を大幅に向上させますが、アルカスイスプレートごとに「はまり方の違い」が生じることがあります。この記事で紹介したスペーサーを使う方法は、この問題を簡単に解決できます。

ポイントまとめ:

  • スペーサーを使えば厚み問題を解消可能。
  • ゴム板は加工が簡単でコスパも良い。
  • 持ち運びやすく工夫すれば、現場でも便利。

レバークランプの厚み問題に悩んでいる方は、ぜひスペーサーを作ってみてください。作業は簡単で、効果は抜群です!

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