高柳商店街に新しく移転してきたライブハウス、ISE BARRET。その名前を聞いてまず思い浮かぶのは、音楽が響く空間。でも、実際に訪れてみると、それ以上に驚きと新鮮な魅力が詰まっている場所だった。
バレットはもともと国道沿いにあったお店で、ライブ好きの間では知られた存在だった。2024年6月、商店街という新たなロケーションに移転。ライブハウスが商店街に? 一見ミスマッチに思えるけれど、その空間は商店街に新しいエネルギーをもたらしていた。ちょうど移転後のオープンが高柳の夜店の真っ只中ということもあり、商店街全体が賑わいに包まれていたのも印象的だった。
ISE BARRETの空間:音楽と食事が交差する場所
扉を開けると広がるのは、アメリカンスタイルの洗練された空間。1階は飲食を楽しむBAR FLOOR、2階はスタンディング約100名を収容できるLIVE FLOORだ。ライブ中でも1階でゆっくり飲食できる仕様は、ライブハウスの概念を良い意味で裏切ってくれる。
今回初めて訪れた僕は、まず1階のカウンター席で飲食を楽しむことにした。既に楽しんでいる常連さんたちの笑顔や会話、ビリヤード台を囲む光景が、どこか非日常的で、それでいて温かさを感じさせる。ライブハウスという名前だけでは語り尽くせない、ISE BARRETならではの空気感だ。
衝撃的なハンバーガーとの出会い
飲食メニューの中で僕が選んだのは、ハンバーガー。正直に言おう。このハンバーガー、めちゃくちゃ美味しい。
まずパティがすごい。しっかり焼かれた表面から感じる香ばしさと、噛むと溢れるジューシーな肉汁。これだけで満足感がある。そしてパン。外は香ばしく、中はふんわり。肉の旨味をしっかり支える役割を果たしている。このバランスの良さ、何度でも食べたくなる。
ライブハウスでこのクオリティのハンバーガーを食べられるとは、思ってもみなかった。
日替わりメニューへの期待
ハンバーガーメニューに加えて、ISE BARRETでは種類豊富な日替わりメニューも提供されている。これがまた、Instagramのストーリーズを見る限り大人気のようだ。選ぶのが難しいくらいのバリエーションがあるらしく、どれも魅力的。今回は試せなかったが、次回訪れた際にはぜひチャレンジしてみたいと思う。
ISE BARRETが商店街にもたらすもの
ISE BARRETは2019年に「もっと身近に音楽を」をテーマにオープンし、2024年6月に高柳商店街へ移転。ライブハウスとしての本格的な音楽体験を提供しつつ、飲食やカジュアルな空間作りで、地元の人々にも新しい居場所を提供している。
商店街というコミュニティの中で、音楽や食事を通じて新たな文化を作り出している様子が、訪れるたびに感じられる。ISE BARRETがこの地でどんな物語を紡いでいくのか、これからも楽しみだ。
ISE BARRETの情報
- 所在地:〒516-0078 三重県伊勢市曽祢1丁目15−4
- 公式サイト:ISE BARRET公式サイト
- Instagram:ISE BARRET公式Instagram
- 営業時間:公式サイトやSNSをご確認ください
ちなみに料理写真等はキッチン担当でありミュージシャンのyuma氏のInstagramアカウントで見られます。
まとめ
ISE BARRETは、ライブハウスとしても飲食店としても、一度訪れてみる価値のあるお店だ。特にハンバーガーは、自信を持っておすすめできる逸品。そして、日替わりメニューも次回試したくなる魅力がある。
高柳商店街に足を運ぶ機会があれば、ISE BARRETでその特別な空間と味わいを体験してみてほしい。商店街の新しい文化拠点として、これからもっと多くの人に愛される場所になるだろう。