Adobe After Effects(AE)で海外製のプラグインを使用したら「エクスプレッションエラー」が出ました。エラーメッセージでは「このプロジェクトにはエクスプレッションエラーが〇個あります」なんて書かれています。
せっかくプラグインを購入したのに使えないのはなんでだろう…と調べたら、どうやら「言語」の問題らしい。プロパティやエフェクトの名前が日本と国外とで違うってことです。
Adobeさん、言語によってプラグインが使えなくなるのは非常にダサいですよ。
はい、ってことで、その’「エクスプレッションエラー」の原因が「言語」とわかったのでその対処方法を載せます。
対処方法は、エラー対象のエフェクトなどを「日本語で使われているエフェクト名」に変えてあげる…という手法です。
えぇ…手動なのです。
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AEで起きるエクスプレッションエラー
海外のAE関連のチュートリアルやプロジェクトを購入して、「エクスプレッションエラー」に出会ってしまい、割と高価なものを買ってそれが起きたので非常に焦りました。たぶん、海外系のやつを買うと高確率でこの「エクスプレッションエラー」にみまうとおもます。
それの対処方法として、今回は「手動で書き換える」手法をとっていきました。
その「手動でひとつずつ書き換える」まえに、簡単に「エクスプレッションエラー」を対処する方法が「一応」あります。
AEの使用言語自体を変えてしまう
一番簡単なのが「AEの使用言語を変えてしまう」というものなのですが、これのデメリットとして様々なものも「英語」表記されてしまうので「慣れてないと使えない」状態になってしまいます。
それを踏まえた上で言語を変えて起動する方法。
Windows テキストエディタでファイル名を「ae_force_english.txt」とした何も書かれてないファイルを「ドキュメント」に保存
Mac テキストエディタでファイル名を「ae_force_english.txt」とした何も書かれてないファイルを「書類」に保存
これをおいたあと、AEを再起動したら英語表記で起動できます。
また、日本語に戻したい場合はそのファイル名を「ae_force_english_back.txt」などに変えるかファイル自体を削除します。
こうしてあげると、「エクスプレッションエラー」がなくなります。先にも描いたように、英語がわからないとわけがわからないです。
「エクスプレッションエラーをなくして、そのうえAEを日本語でつかう」には手動で書き換える必要があります」。
手動で書き換えてエクスプレッションエラーを消す
「このプロジェクトにはエクスプレッションエラーが〇個あります」って描いてある帯があります。その右下に「虫眼鏡」のマークがあるんですがこれをおすとエクスプレッションエラーがどこで起きているか判断できます。
虫眼鏡をクリックすると、こんなコードが表示されました。エラーが有ると、黄色い三角のアイコンがでます。該当箇所を書き換えていきます。
この部分でいうと「Checkbox Control」を「チェックボックス制御」、「Checkbox」を「チェックボックス」に書き換えます。
つまりは、effect(“Checkbox Control”)(“Chechbox”)からeffect(“チェックボックス制御”)(“チェックボックス”)に変えてあげる感じです。
書き換えると、右側のエラーが消えて、エクスプレッションエラーが消えます」。
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こんな感じで書き換える部分が存在します。
他にもeffect(“slide control”)(“slider”)ってのがよく使われていてeffect(“スライダー制御”)(“スライダー”)に変えてあげます。だいたいはこの「Checkbox」か「Slider」が多いのではないかなと。
エクスプレッションエラーがなくなりました
Slider | スライダー |
Slide Control | スライダー制御 |
Checkbox | チェックボックス |
Checkbox Control | チェックボックス制御 |
Color | カラー |
Transform | トランスフォーム |
Rotation | 回転 |
よくあるのがこれではないでしょうか?それぞれ書き換えてあげればOKです。
手動でとってもめんどくさいですがこれで海外製エフェクトなどが使えるのでぜひやってみてください。
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これってPhotoshopのアクションでもありましたけど、なんでわざわざ日本語でこういうコード使うんでしょうかね?Adobeさん、それはダサいです。まったくスマートではないですよ。