EOS R5用に使えるかなと思いロシアンオールドレンズHELIOS 44M M42 2/58を手に入れました。オールドレンズはいくつか持っていて、すでにそれらを使える変換アダプターがあったので、速攻購入してしまいました。M42レンズなので、僕が普段使っているEOS系の変換アダプター(M42 to EFアダプター)と組み合わせて使います。今回マウントさせたのはEOS R5です。割と新しいEOSとオールドレンズという組み合わせ、けっこう贅沢な楽しみ方です。
オールドレンズHELIOS(ヘリオス)はボケがいい感じです。いわゆるぐるぐるボケ系統なのですが、人気レンズであるフォクトレンダーのような超ぐるぐるではなく、HELIOSは適度なぐるぐるといったところです。ピントさえ合わすことができれば如何様にも良い雰囲気です。EOS R5にはMFレンズであっても良い感じにピントが合ってる場所がわかるのでけっこう撮りやすいんですよね。そんな軽めの作例を紹介する記事です。
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HELIOS 44M M42 2/58 with EOS R5の作例
とある飲食店にあるライトを自然光で撮影してみました。金属、ガラスともにとても良い感じに写ります。そしてその後ろに控えているボケ感も良いです。
家の庭に咲いていた植物を撮影。ピントはF2あたりだったと記憶しています。ピントが合っているところはしゃきっとし、ボケる範囲のものはぬるっと溶けていく印象を受けます。シャドウを少し持ち上げ、彩度を落として整えました。
同じ植物を引いて撮影しました。今度は先程よりF値をあげての撮影です。光の入り方もあるのでしょうけど、後ろのボケが溶けているような雰囲気が良いですね。
ぐるぐる感が分かる写真も置いておきます。なんとなーくぐるぐるってボケているように見えますね。フォクトレンダーの写真見たあとだと印象は弱いですが、「普通のボケではない」感は結構あります。
夕方あたり、F値も少し多めにしました。ピントさえ合わせられれば良い感じです。EOS R5の高感度があるからこそ撮れるってのもあります。
見返したらピント激甘ですが、なんかそれっぽい写真になりました。
この記事のトップになっている写真です。部屋で軽めのスナップです。動き回る我が子を体を前後しながらの撮影です。HELIOSは単焦点なので、構図を決める楽しみもありますね。
「ピントさえ合えば」めちゃいい感じです。EOS R5のピントガイドみたいなのでけっこう楽です。
HELIOS 44M M42 2/58の外観
HELIOSは小さいレンズです。それでいて軽いです。このレンズを撮っているときにレンズに指紋がついていることに気づきました。それより前に撮影した写真を見返すと、ちょっとしたモヤッとしたものが入ってました。レンズフレアかと思ったらお前だったのか。氏ねばいいのに。
フォーカスリングをグリグリ回してピントを合わします。フォーカスリングは回すのに慣れが必要です。最短焦点距離が0.5mなんですけど、無限遠まで一気に回すのにちょっと苦労します。オールドレンズってことで、リング自体もグニッとしたグリスが入っているのか、少し回しづらい感があります。ぐぬぬぬとリングを回しピントを合わせます。これはおそらくオールドレンズならではの個体差です。モノによってはスゥっとフォーカスリングが回るやつもアルかと。
ピントの合わせ方ですが、僕のEOS R5ちゃんはピーキングが可能なので、それに頼ります。なのでSONY系とかもこういったオールドレンズで取りやすいんじゃないかな〜って思いました。
ぶっちゃけ目で見ればピンと合ってるのはわかるんですけど、デジタルならではのピント合わせがあるならばそっちでやったほうが楽です。まじですわ。
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HELIOS 44M M42 2/58はめちゃ安い
Amazonでヘリオスを調べてもらうと、めちゃ安いことがわかります。とりあえず僕は上記ページで購入しましたが、このレンズを教えてくれた人によるとヤフオクとかのほうが早いらしいです。僕はちょうど忙しい時だったので、いつ届いてもいーやってことでAmazonにしました。
ちなみに、M42レンズとEOSのマウントにはこういったアダプターがあります。電子接点付きの製品もありますけど、あれってピントが合ってるかどうかが当てにならないんでなにもないノーマルのやつが良いと思います。EOSの話ですけど、マニュアル系のレンズつけるときは、専用の設定にしないとシャッター切れないので注意が必要です。もちろんEOS R5も同様です。
兎にも角にも良い買い物したと思います。めちゃ安いしね。