僕が愛してやまない甘詰留太さんの新たな漫画を手に入れた。「いちきゅーきゅーぺけ」と言うタイトル。これはつまり199x年ということなのです。この時代何が有ったのか?
甘詰留太が、大学の漫画サークルの話を描く -.色々な漫画家のインタビューが載っていて、それだけでも読みごたえが有る。
スポンサーリンク
いちきゅーきゅーぺけ
『ナナとカオル』の甘詰留太が描く1994年大学マンガサークルが舞台の青春おたく物語!マンガ・アニメ・特撮……主人公の純平が出逢ったのは、大人なコミックが大好きな女性!?甘詰留太による半自伝的青春ストーリー、第1巻! 2015年4月刊。
ザマミロと、女性を妄想してそれを書きなぐる事を続けていた主人公。大学に受かり東京へ。書店で成年誌を求め、訪れる。書店で最後の一冊だった「ホットミルク」を取ろうとするところに、ハーフの女性に先にとられてしまう。
「女でも読みます 好きだもの」とホットミルク(成年誌)を手に取る女性。コレが今回のヒロインの一人です。そして大学のサークルを招待され、それが今回舞台の漫画サークルとなった。
おそらく今作のもう一人のヒロイン。主人公と同様に1年生として同じサークルに入った。特撮ヒーロー物が好き。
主人公が描いていた「ザマミロ」をみて褒められる。一緒に同人誌を作ろうという展開に。しかし、サークル自体はそういった物(成年誌系)は認めておらずどうするやら。
ぜひみたい青春系
こう言ったオタク物で青春系といえば、木尾士目の「げんしけん」的な物を思い浮かべた。それと違うとすれば、かなり「漫画」よりの内容なのかなと。
主人公は漫画の描き方を先輩に教わるため、とりあえず道具をそろえることになった。そして描き始めるも、「ザマミロ」を漫画にするのは難しく、何も出来ない自分にふさぎ込んでいた。
それを解決したのは大学4年生。なんだそんな小さなことか的な感じでモット視野を広げるように助言する。何だか青春だ無い。イイなこういうヤツ。
こういう「先輩」っていいよね。人生を経験している分、言葉にするとしっかりとしたものとなる。
甘詰留太さんの漫画
甘詰留太さんといえば、途中から「やきもき」した展開や若干NTR関連のことが起きたりなんだかいろいろ「うわあー」ッとなっちゃうシーンが有る。
今回はサークルということで女性陣がたくさん出る雰囲気。そういえば、「年上ノ彼女」もサークルだったかな。アレも好き。胸が苦しくなる。
この漫画に有る漫画家さんのインタビューがすばらしい。是非見て欲しい。山本直樹さんの名前まで…。