Apple製品の利点といえばそれぞれのデバイスを連携して使える…ってのがあります。その一つの機能としてAirDropというめちゃくちゃ利用頻度の高いものがあります。AirDropがどういった機能かというと、Apple製品のデバイス間（Idevice）のファイル転送を簡単に行えるという機能です。iPhoneからは写真や動画データ等をMac同士ではドキュメントファイルの転送など…何かと使うハイパーAppleの便利機能です。
そんなAppleの便利機能が、新MacBookにしてから機能していないことに気づきました。AirDropでデバイスとしてそれぞれを認識するものの肝心なファイルの転送できない…これは…こまった。
そこで「もしかしてこいつじゃね？」と一つの要因に絞って調べていったら見事そいつが犯人だったわけです。
えぇ、アンチウイルスソフトで有名なNorton（ノートン）がありがたくないことにAirDropの機能を邪魔していました。
とういことで、この記事ではNortonとMacの組み合わせでAirDropができなくなっている人のためのTIPSです。安心してインターネットをするためには欠かせないNortonちゃんがまさかのAppleの機能を止めちゃっているというやらかしちゃん。その子をなんとかしてちゃんと動くようにさせようってやつです。キーワードは「sharingd」。Macでの作業時間自体は5分もかかりません。それではNortonをイジイジしていきましょう。
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NortonでAirDropが止まっちゃっている
どうしてNortonだと気づいたかというと、いちおうアンチウイルスソフトを全部アンインストールしてAirDropをやってみたらめちゃくちゃスムーズにAirDropできたからです。つまり、どう考えてもNortonが犯人なのは確定しました。そもそもNortonは過去にもいろいろな障害を生み出してくれています。アプリによっては様々なバッティングが起きる常習犯でもあります。それでもインターネットを安全安心に利用するには・・・・。
ということで、NortonにAirDropを使わせるように説得します。
sharingdの接続を許可する
結論として、AirDropにはsharingdという機能がつかわれていて、それの接続許可をNorton側に設定してあげれば良いです。Nortonでそれらの接続許可の設定方法や、sharingdがどのフォルダに有るかなどの説明を今から書いていきます。一応内部のものをいじる（というか接続許可なんだけどね）行為なので、できれば「自己責任」系でお願いします。あとで「○○が〇〇になった」とか言われたら困りますからね。まぁ接続許可程度なのでほぼほぼなにもないと思います。
まずNortonを開いていただいて、「詳細設定（カスタマイズ）」に移動します。そこにある「接続の遮断」の右にあるスパナマークを押します。
スパナマークを押したあとに出る画面がこちら。そのあと「アプリケーションを追加」を押します。
アプリケーション一覧が出るので、その下にある「その他」を押します。ここからが少し厄介です。
その後に出てくる画面。まず下にある「オプション」を押した後、「隠しアプリケーションを表示」を押します。すると隠しフォルダやら色々見えてきます。
そのあと、
/usr/libexec/sharingd
までいきます。sharingdを選択した段階で、「選択する」を押します。
その後に出る画面で「完了」を押したらNortonでの作業は終了です。
Nortonよ最初から許可しておけ
ってことで、以上がNortonいれたMacでAirDropできない時の対処方法でした。実際にこの設定を行ってあげればAirDropがスムーズに転送できます。たったこれだけの設定なのですが、うーん、最初からNortonには対応しておいてほしいものです。AppleのOSアップデートのたびに何かしらApple側も変えてくるのかな？それてもNortonちゃんが強力すぎるのかな？どちらにせよ、そういう手間はユーザーにさせないでほしい。
今回のAirDrop使えない問題を調べてみると同じような症状になっている人が多数います。なおかつ解決してないというのを見ました。「もしかしてNorton入ってない？」そういう人にこの記事を読んでもらって解決してほしいものです。
Nortonちゃんは現時点僕の中ではマストなアンチウイルスソフトでもありますから、今回のようなNortonが止めちゃった問題はこれからも起きるんだろなーって思います。せめてUIを更新しまくるのと、ヘルプを最新のNortonの画像や配列にしてほしい（古い情報ばかり乗っている）。
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ちなみに、Nortonを購入するならば、3年版をAmazonとか別のサイトで購入したほうがお得だと感じます。Norton側で買うとユーザー数が5台に増えたりする処置もあるんですけど…5台も今のところ使ってないですからね。
まぁ、自分のPCの数に合わせて選択したら良いと思います。
