色んな事に挑戦したい人、@kissatenです。
2018年の末に、僕が住んでいる町「三重県鳥羽市」に県外から移住してお店を始める夫婦がいらっしゃいました。そのお店「季節料理 馳走」さんが知り合いのつてから「料理写真を撮ってくれ」ってことでボクが料理写真を撮らせてもらうことに。
お話を頂いた当初は「え?料理・・・の写真・・・?撮ったことないよ?」って感じだったんですが「挑戦したい」って気持ちがわいてきたのでお店の料理写真を撮影することに。
そのお話をいただいてから、写真撮影関連の様々な書籍やTIPS、EDU系を漁りました。そこから「ボクが現時点で行える撮影方法」を導き出し、料理写真に必要な機材やアイテム、知識なんかを撮影日まで詰め込んでいきました。
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この記事では、当日の撮影レポートや、実際に撮影した料理の写真を紹介していきたいです。「料理を撮影するときにどんな撮影セットにしたのか」はたぶん興味ある人いるんじゃないかなーと。記事最後には「コレを買えば同じ撮影が出来る買い物リストセット」をご紹介しておきます。
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鳥羽の料理屋で撮影、料理写真の撮影方法とか
まずは、料理を撮影するに当たって、どういった撮影機材を必要としたのかつらつらと書いていきます。
とりあえずこれだけは持っとけな撮影機材
- 当たり前だけどカメラ
- 料理をいい感じに照らせるストロボとラジオスレーブ
- その光を拡散させるアンブレラ
- デュフューザー代わりのトレーシングペーパー
です。
ちなみに、こういった撮影方法について公開して良いのかよく分かってないですが、ボクが色んな国のTIPSを漁ってみて、料理撮影でこの手法が一番しっくりきました。持っている機材の兼ね合いとかもありますけどね。
海外サイトで普通に同じやり方が公開されています
メッチャ細かく必要な撮影アイテムを書いていくと、それぞれのアイテムを支える「スタンド」とか「クリップ」とか出てきますけど、そう言うのは省いておきます。
上記4つがあれば、「とりあえず」は撮影できるって思っちゃって下さい。
こんな撮影機材セットで料理写真を撮りました
「コレで許してくれ」と言わんばかりのお粗末な図解ですが、概ねこのような機材構成にして料理写真を撮影してきました。図が判りづらい可能性が100%存在するので言葉でもこの図を解説します。
今回の撮影で最も重要な役割を果たしてくれたのが「トレーシングペーパー」さんです。コイツが有るおかげで光が「拡散(ディフェーズ)」されて、対象物にイイカンジにやわらかい光を当ててくれるのです。
トレーシングペーパーについては、例えばこのような感じでロールで売られています。ボクはそのトレーシングペーパーを支えるスタンドも持っているのでこのロールタイプを利用しているんですわ。
そして、そのトレーシングペーパーの後ろには「アンブレラ」に「ストロボ」を入れたモノを使っています。
ここで使ったのが、Godoxのラジオスレーブとそれに対応したストロボです。今回の撮影では、GodoxのAD200を導入しました。
ラジオスレーブを使って、カメラから離れた場所からでもストロボを発光させる…という手法をとっているわけです。
AD200については、まだ記事として紹介してませんけど、まーものすごく気に入っているストロボの一つです。
ちなみに「ソフトボックス」でも同様のことは出来るのですが、より「大きく光を…」を考えると ソフトボックスより アンブレラからの光の方が強く出ます。
最終的にトレーシングペーパーでディフェーズされるんですけど、光量有った方が良いのでそのようにしました。
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メイン以外で必要な撮影アイテム
これらを踏まえて、先の必要な機材をより細かく描いていくと…
細かく必要な機材
- ライトスタンド3脚
- トレーシングペーパーを支えるためのポール1本
- ポールをライトスタンドに取り付けるアタッチメント
- トレーシングペーパーをテーブルに固定するポール
- 上記を止めるためのクリップ数個
が最低でも必要になってくるわけです。
さらにボクは「っぽく」するために「テザー撮影」なんかも挑戦したのでそれを繋ぐケーブルやカメラを止めるための三脚なんかも一応使っています。
まー、たくさん機材必要でしたけど、イイカンジの光を撮ると考えると毎回これぐらいライトを組みが必要なんですよねー。
あとは、テーブルの斜め手前から対象物を撮影してあげるとイイカンジになるんです。
長くなりましたが、以下が撮影してきた料理写真です。