甘詰留太さんの漫画「いちきゅーきゅーぺけ」が完結した。199×年のサブカル。つまり、コミケのアレをアレするアレです。いろいろなその時代のオタクな歴史を勉強しながら、主人公が一つの漫画を書いて行くのを見れる話。
めっちゃ勉強になる。この時代では正直、子どもだったのでこんなことになっていたなんて…。
表紙の主人公が持っている漫画「川音」って、どっかで見たことあるヤツだなーって思ったら、甘詰留太さんのあの漫画だった。
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甘詰留太「いちきゅーきゅーぺけ」完結
早稲田大学のサークル「いじけっ子マンガ集団」出身である甘詰留太さん。そのサークル活動をまんま思わせる内容となっている。
半自伝的90年代サブカルライフ完結巻!冬コミに向けて同人誌を作る、純平たち。締切は迫るが、時間もお金も足りない!?94年の熱気がココにっ!! 甘詰留太[Wikipedia]
その時代、いったい何があったのかをかいま見る。かなり濃いめに情報がかかれている漫画です。漫画内容もそうだけど、色々と書いてあるインタビュー内容が素晴らしい。まじでこれだけでまとめちゃっても良いぐらいだ。
漫画内容的には、エロい漫画を書いていて、それで行き詰まってーって感じ。その書いている漫画。もしかして…っておもったら、甘詰留太さんの成年コミックに乗っている漫画だった。見たことある。
フォトレビュー
完結の文字…。
めっちゃセガを推してる。
主人公が行き詰まっているまんが。少女が「まわされている」様子をみている少年。そして少年は川でおぼれる。 あれ?これどっかで…。
漫画の挫折とか障害とか色々。
先の漫画で「まわされていた」少女。その後のシーン。これ。これだったのか。 ココでなんの漫画なのか完全に思い出した。
実はコレ、甘詰留太さんの成年コミックである「満子」に収録されている「川音」という話。それだ。なつかしい。まじでこれだ。めちゃくちゃ印象に残っている。
なるほど、その作品の生まれた「背景」をこの漫画で描いちゃったのだ。すごいな、こんな考えられてたんだ。だから印象に残っちゃってるんだ。
サブカルの歴史、漫画の裏側
199×年代のサブカル。僕は触れてこなかったその歴史が惟にかかれている。インタビューもスゴイ濃厚。コレだけでも見たほうが良い。そして、甘詰留太という作者が一の作品に書けていた考え、それを見れた。実にうれしい。
ありがたい。 3巻と短いようで、かなり濃い物だった。
ちなみに、同時発売された「ナナとカオル」も完結した。合わせて見ちゃってください。
「川音」については、アダルト作品なため載せませーん。(規約のせい)