続くに続いた班目ハーレムの最終地点?になるかもしれないげんしけん20巻!
漫画帯には「班目ハーレムクライマックス!!」なんて書かれていますが先に言っておきます。
結果発表は次巻です。
なんてこった、このげんしけん20巻で班目ハーレムの「結果発表」は行われないのだ。だがしかし、進展はある。各々の進展はある。そして、結果発表の舞台は整った。あとは、もう。次巻まちだわ。
ということで、木尾士目さんの漫画「げんしけん」20巻を紹介させていただく。
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もう、荻上がすべてを語る。班目氏ね
げんしけん、とうとうここまで来てしまったか。
2002年から月刊アフタヌーンで連載して、とうとう20巻。すごいな。
「げんしけん」とは物語の舞台となる大学のサークル「現代視覚文化研究会(現視研)」の事で、主人公達の入会に伴い半休止状態から次第に活気を取り戻す様子を描く。オタクの日常をリアルに描くコメディから、やがて心理描写と人間模様を軸としたラブコメへとシフトした。
via:げんしけん[Wikipedia]
ということで、ラブコメ状態となっているげんしけん。その2代目として続いている作品です。
んで、げんしけんのオタクキャラ(といっても全員オタク)の班目(まだらめ)がハーレムな状態になっている。一人はグラマーな外国人、一人は貧乳ロリーな外国人、ひとりはヤンキーな日本人、そして腐男子な男の娘というちょっと変わったハーレムの中、班目に誰か一人を選べやっていう企画がげんしけんのメンバーの中で行われいてる。
それがこれまでやってきた流れ。んで、各自デートさせてみようというオタクならではの発想で一人ずつデートをやっているのだ。
のだ。
先に言っておく、「班目を殴りたい」です。暴力に訴えたいです。そう思います。
この20巻では、結果として班目はまだ発表しませんが、「班目ハーレムの終わり」は見えてきました。が、これでもしスーを選ばなかったらマジでどうかしてるぜ。荻上のセリフがすべてを物語っている。ということで、以下画像。
げんしけん20巻をちらっと
全部ばれた矢島っち
男の娘、波戸に内に秘めていた思いがばれてしまった矢島っち。そのご、矢島っちは波戸とくじで決めたペアでデートすることになってしまう。そして矢島っちは波戸にいろいろと…。がんばれ矢島っち!まけるな矢島っち!敵(班目)なんかやっつけちまえ!
やじまっち、やっちまう。自分は女性として魅力がないというてみる。
でも、そこは波戸からのフォロー…というか波戸の中身を矢島っちは知ることになる。つまり、これは矢島っちあるんじゃないの?がんばれ矢島っち!
スーのキスと告白とキス
いっぽう、班目とスーのデート。スーは班目が好きななのだ。
この「ア」ってのは、学際のときに、班目にちょっとしたいたずらのつもりでキスしたのを思い出した。が、その「いたずら」がスーにとってどういうことなのかをスー自身が気付いた。
そのあとの駒のスーが一人で「チュ」ってやってるのがなんともかわいらしいと思った。
また「ア」ってやってみる。そして…。
班目さんは、相変わらず隙だらけだな。(だからハーレムなのか)
スーが「気づいた」ことを班目に言う。
そこからのスーの告白。これはぜひ、漫画で見てほしい。スーのスー自身による、漫画とかアニメのセリフを借りぬままの、スーの告白をね。
これは投げわのシーン。「これが入ったら班目からのキス」がゲットできるというやつ。スーは見事ゲット。全員の前で班目からのキスが入る。ただし、ほっぺだ。
理解してください!
いっぽう男の子波戸とのデートシーン。女性陣の何名かはガチ切れ。
波戸をもし選んだ場合、メンズxメンズといういわゆるBLとなるわけですから、精神面とか肉体面とかそういういろいろとイベントが発生してきちゃうわけですし、それをどうにかこうにか。
というより、波戸的には「先輩、私といるといつか崩壊しますよ」的なあれがあれしていて、それでも、その気持ち的なあれがあれですしね。理解が必要。お互いのね。んで考えてみるという。真面目に感がてみるという。
つまり、班目氏ねってことで。
結果発表…前の
どーぞ!
といわれて、4人の女性陣(一人男の娘)から一人を選べという…。
「え~~~~~」という
「あ、これ、どこかで見たことある」となる人はげんしけんを最初から読んでいる人。僕は気づいてしまった。
そう、この「第○○○」とは、げんしけん内での班目の話の振り方なのだ。
そして、なんてこった、さすが班目先輩だ!
「俺は誰とつき合えばいいんですか会議」~~
とね。
決めないの自分で。んで、いろいろぶっちゃけながらどうするかっていう話。いや、ね。班目だよそれ。やっぱこうでなくっちゃ。
荻上のセリフがすべてを…
荻上によるセリフ「スーに!!ここまでさせといて!!選ばないなんてありえないですよ!!!」ってやつ。
おそらく、一般的な人なら選ぶんじゃないの?だって、「誰か決めかねている」だからね。ってか選ぶ権利あって、まともに告白してきた相手を放置って何それ。
いや、選べよ!スー選べよ!なんで選ばねえんだよ!スー選んでやれよ!やっと素直な自分の気持ちを自分の言葉で打ち明けたんだぞ!(しかもその後全員にばらされる)
が、ここは班目。次巻で決定するんだけど、僕が班目の意思を選ぶことができるなら…
誰も選ばない
これが班目の正解だ。そしてこの漫画の落としどころだと思う。そして、それがげんしけんだ。そういうものなのだ。なっとくなんていらない。班目が班目としての「決断」はきっとそうなるんじゃないかな。当たってたら僕は班目の心をちょっと理解できたのかもしれない。
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次巻のげんしけん
もし、僕が思っている「げんしけん」なら先のように「選ばない」を選ぶだろう。そして、もしこれが外れて、一人選ぶとしたら、ぜひ「スー」にしてほしい。
矢島っちとかいろいろ周りを考えていくと、やっぱりね。