ついに防湿庫に手を出してしましまいました。
日本ではお馴染みの「湿気」ですが、実は撮影機材にとってはかなりの天敵なのをご存じでしょうか。湿気によって、レンズにカビが生えてしまい、とんでもない損害を生んでしまいます。(レンズが死亡して高額な修理費用が発生する)
そこで対策として存在するのが「防湿庫」なのです。その名の通り、湿度から守ってくれる箱です。
ってことで今回は、撮影機材関連のアイテムでお馴染みHAKUBA(ハクバ)さんから出ている「電子防湿庫」(KED-60)を手に入れました。60リットルとすこし多めの容量でしたが、今使っている機材がしっかり入ってくれるので助かります。
「防湿庫」自体が初めてですが、HAKUBAの「電子防湿庫」(KED-60)についてのファーストインプレションを紹介します。
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HAKUBA 「電子防湿庫」(KED-60)
防湿庫って実はメーカーや種類がいくつかあるんですよね。まいしてや「ペルチェ式」と「乾燥剤方式」って手法も分かれてしまいますしね。
今回紹介するHAKUBAさんといえば、様々な撮影周りのアイテムを出しているメーカーで「ネームバリュー」的にはかなり強いところです。そして一般的に優れているとされている「乾燥剤方式」を採用しています。
そんなHAKUBAさんの「電子」な「防湿庫」の「60リットルの容量」があるやつを選んだって事です。電源が必要なタイプで放置しておくだけで最適な湿度を保ってくれます。
HAKUBAさんの電子防湿庫にはいくつかの形状、いくつかの容量があります。容量で言うと、25リットル、40リットル、60リットル、80リットル、85リットル、100リットル、130リットル…と、それぞれ利用者の持っている機材の数に応じて選べば良いと思います。
もちろん容量によっても値段は変わってきますが、今回選んだ60リットルで、大体2万円ほどします。
ちなみに、「容量」と「値段」以外に見て置いた方が良いのが、このボックス自体の寸法です。ちょっとした「家具」ぐらいの大きさがあるので、でかすぎると部屋の邪魔になるし…ってことで選びました。
60リットルのものは外寸「W358×H590×D315」となってますのでイイカンジの大きさでした。ミニ冷蔵庫ぐらいの大きさ…といえば良いのかな?
それぞれの寸法から勝手に目安を記事下部に作ってみたので後で見ておいて下さい。
外見を見ながら「電子防湿庫」(KED-60)を紹介
ってことで、HAKUBAの「電子防湿庫」(KED-60)を紹介していきたいと思います。
まず、金属な上にブラックカラーで塗装されていて非常に高級感があります。それでいて重量感もあって(実際に12kg)、インテリア的に「かっけーな」って思いました。
ドア側はガラスになっていて、中に入っている機材を拝めるようになっています。
ドアをパカッてあけるとこんな感じです。
おそらくこのタイミングでボックス内の湿度が一気に変わっちゃうんでしょうけど、こうやって機材を一望できるのは良いですね。
ちなみに前面ガラスは強化ガラスが使われています。
ドアにはパッキン的なモノがあって、しっかりと密封してくれるようです。
安心な鍵付きです
ドアのこの部分。鍵がついています。これによって防犯にもなる…と。
いや、家だけど?置いてあるの家だけど?
一応鍵が二つあって、なんか個人撮影スタジオとかの人向けなのかなと思いました。
とっても見やすいアナログ表記
ドアにはアナログ表記でわかりやすい湿度温度計がついていました。
スチールの棚でしっかりおける
この棚部分はスチール素材で作られていてたわむことなくしっかりとおけます。
棚パーツはこんな感じになっていて、棚の高さも簡単に調節出来ました。
実際に機材を置くときは、こういったクッション素材がついているのでその上に置く感じになります。
こんな感じに安全におけます。
システムは、無音でした
背面から電源コードを繋いで中のツマミを回して上げると湿度を下げ始めます。
この中に入っている機械で湿度を下げてくれるんですけど、駆動音が全くしません。振動とか有りません。無音です。
電気代的に言うと、一月で30円だそうです。交換不要の特殊乾燥剤を採用していてメンテナンスフリーだとか。
放置するだけで守ってくれる
ってことで、HAKUBAさんの「電子防湿庫」(KED-60)の紹介でしたー。起動し始めて数時間放置しておけばかってに除湿していってくれます。
夏になると、日本は大変な湿気大国になっちゃうので、こういったアイテムを導入して機材を守るってのは大事です。
機材を守りたいなら是非とも導入しよう!
それぞれの目安を紹介
全てではないですが、HAKUBAの電子防湿庫の一覧を作ってみます。目安は「なんとなくこんな感じのが行けるよ」の例です。
容量 | 目安 | 寸法 |
25L | ボディにズームレンズを装備、さらにレンズ1本ぐらい | W358mm H270mm D295mm 5.6kg |
40L | ボディにズームレンズを装備、そこにさらにレンズを2〜3本ぐらい | W358mm H400mm D315mm 8.5kg |
60L | ボディにズームレンズを付けたのが3台ぐらい、さらにレンズ3~4本いける | W358mm H590mm D315mm 12kg |
80L | ボディにズームレンズを付けたのが4台ぐらい、さらにレンズが4〜5本いける | W358mm H790mm D315mm 8.8kg |
85L | ボディにズームレンズを付けたのが4台ぐらい、さらにレンズが4〜5本いける | W580mm H500mm D350mm 17Kg |
100L | ボディにズームレンズを付けたのが6台ぐらい、さらにレンズが5〜6本いける | W358mm H990mm D315mm 23kg |
目安の例はほぼギャグなので無視して頂いて、寸法を考えた方が良いのかなーと思います。今回60Lのを選びましたけど「もうちょっと背が高くても良かったかな」とは思いました。なので、もし入れ替えをするのだったら80Lあたりにしたら良いのかなーと。
また、60Lよりも若干背が低くて横に広がっている85Lでも良いのかなと思いました。
ってことで、ボクが今回のを手に入れてもしオススメするとしたら以下の物です。もちろん、自分が思っているサイズがあればそれでいいんすけどね!