結構長く連載していたシリーズが完結。木尾士目先生の「げんしけん」シリーズの2代目が21巻(2代目から数えると12巻)で完結した。たぶん、終わり方については色々な意見があるんだろうけど、「これでいいんじゃね?」ってのが個人的な意見。「ここは○○でそれはどうするの?」っていわれると「たしかにそうかも」って揺らいじゃうかも知れないけど、班目はあれでいいのかなーと。
前巻で斑目のハーレムの結果発表直前で終わって、個人的な予想をしたんだけど、その予想通りの結果になった。そして、「その後」を漫画で見せてくれている感じ。「あー、そうなっちゃう?」ってのは正直あるけど、班目は斑目であるべきところに向かったんじゃないかなと。
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二代目は色々なヒロインだった
なんだろう、げんしけん2代目って、「童貞オタクが恋愛しちゃう」てきな漢字を書きたかったんだろうか。ハーレム展開になって「班目先輩」なんて言われちゃって、「その中で一人選べ」ってなって、へたれ斑目なので答えはやっぱりアレになった。
そして、初代げんしけんからの想い人である彼氏持ちの一版ピーポーにバッサリと切られ、そして導かれ……がやっぱ斑目なのカナーと。
ここまでが「げんしけん」の斑目っぽい選択だなーとおもいつつ、「あぁ、そいう切りかたしちゃう?」っていう班目のハーレムから選ぶ方法。そして以外とあっさり(連載期間の問題?)と後を引いちゃう選ばれなかったハーレムの人々。でもこんなことがあってからの、Spotted Flowerに続いていたら良いなーなんて個人的にも思っている。
ハーレムから一人選ぶ結果としては、ココで書いた通りになったし、「その後」については、ココで書いた望む結果に導かれた。やっぱり班目は咲さんありきの班目ってのが21巻でふたたびおもった。いや、彼氏いるのにそこまで恋しちゃうって、斑目カワイイな。
今回、ハーレムの人々を見て行くと「オタクになんとなく理解のあるキャバ嬢な後輩妹」「女子力のある男の娘」「ナイスバディな肉食系海外女子」そして「金髪ロングなオタク海外少女(年齢不詳)」と、ね。みなさんそれなりに斑目に対して「好意」的な雰囲気を漂わせている。そして、それぞれが斑目に対してアプローチをしている。んで、個人的にそれだったら「スー」(金髪ロング)が良かったなと。班目的にもスー的にも……とね。
あえてネタバレを書かないつもりなんだけど、げんしけん21巻の表紙がハーレム展開の結果としてわかる。「ご都合主義」って言われちゃうそうだけど、漫画だし、でも妙にリアルなところもあるから、「うーん」となっちゃうのもわかっちゃう部分でもある。結果が幸せなら(みんなではない)いいかなと。
班目はアレで良い。最後は咲さんが出てきた。そして引きずりを断ち切る咲への思い。
やっぱSpotted Flowerじゃねーの?
げんしけんのセルフアナザーフューチャー的な感じ(って思ってるだけです)の木尾士目さんの漫画「Spotted Flower」なんだけど、雑誌の枠を超えた続編じゃダメなんですかね。問題あるんですかね。「どうみても…」って見えちゃって、「いやそうじゃないですよ」っていう状態。「これが未来だったらなむふふ」と思っちゃうのは気持ち悪い事なんですかね?
「コレを見ているぞ!」って人に最近お会いしたんですけど、木尾士目さんの漫画で育児の大変な部分をかいた漫画「ぢごぷり」ってのがあるんだけど、これはぶっちゃけかなりダークな内容だったな、って印象。もう、子ども殺そうか?的な事が書いてあった気がする。赤ちゃんが産まれたところから始まってのストーリーで、夜泣きとかなんか色々でだんだんと母親がまいっちゃって…的な話。キャラクターが可愛いのに、考え方がそうなっちゃうの?っていう。その漫画の巻き返しやり直しとして、Spotted Flowerがあって、性生活、出産、そして育児、それを「げんしけん」っぽいキャラクターでやっちゃったのかな っていうお話です。(だいぶはしょってます)
まだ次の話が出てないので育児するかわからないんですけど、そうだったらなんか面白そうだなと。いや、厳密に「げんしけんに関係ある」って明記された訳じゃないのでねー。
第24560回、げんしけん3代目は出るんじゃねーの会議ー
愛されるド畜生の朽木の卒業旅行として始まった斑目サービス(やっぱ扱い酷ーな)で卒業しちゃった朽木なんだけど、他のキャラクターは残ってるよね?げんしけんとして、活動するのかな?3代目あるのかな?それともSpotted Flowerにだんだんと移って…。最後のただの希望です。
初代げんしけんで思った「こんな大学生活したいなー」から2代目では「こんな恋愛すてみてたいなー」って思った。なんかすごい夢の生活。それが「げんしけん」だったなー。まぁ、漫画だけどね。
この夢をまた3代目として見せて欲しいなー。
「終わったな」「終わって欲しくなかったな」げんしけんてなんかそう思わせてくれる漫画です。