今までひた隠しにしてきたが、とても断れない人物に聞かれたので紹介することにします。
ボクは今まで写真の撮り方などは一切周りに教えないようにしていました。理由としては、独学なので「これであっているかがわからない」からです。
もし正解であったとしても、あんまり教えたくないってのが普通の心理だと思っています。
ところが、とある有力な人物に「喫茶店さんはどうやって撮影しているんですか?」なんて聞かれてしまいました。ボクがSNSとかに出してない色々な写真を知っているその人物は恩師でアリ、決して断れる人物ではないです。
なのでついに撮影環境の一部を紹介することにななりました。
今回紹介するのは「ソフトボックスを使った撮影機材セット」です。いわゆる「ライティング」をやってみたいと思ったときに手に入れたアイテムです。ぶっちゃけ「撮影機材の予算を安く済ませたい」という気持ちがあり探し始めた時に見つけた安く手に入る撮影機材の一部です。
今では様々な製品に手を出していますが、僕が最初に出会って、今でも利用しているサブメインの撮影機材セットです。
※ごめんなさい、ブログで紹介している製品なくなったので似た製品のリンクを張っておきます
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オススメ撮影機材セット、しかも格安
※今回紹介している製品が無くなったので別メーカーの似たセットを上記しておきます。
こちらが今回ご紹介する撮影機材セットです。「セット」と名前がついているのでこれだけとりあえず買っておけばいい感じの撮影環境がそろう・・・と思っていただいてOKです。とにかく「何買えばいいかわからない」「安いのがよい」って人にお勧めだなと思います。
セット内容として、「ソフトボックス」にその中に入る「ライト」それを立てるための「ライトスタンド」が入っています。さらに言えば、そうった撮影機材を収納するための「キャリングバッグ」もついています。
例えば物撮りなどで、こちらのソフトボックスセットで被写体を照らして、そのまま撮影できる・・・という感じです。
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ストロボやものブロックではないので細かいことはできませんが、格安にいい感じに撮影できる撮影機材であるとはいえます。
撮影機材セットの中身を紹介
まず、ざっと撮影機材セットの中身をご紹介します。ライトスタンド、ソフトボックス、ソフトボックスのデュフューザー、電球とそれらを入れるための袋。
これが2セットあって、さらにソレを運ぶためのキャリーバッグがあります。外に持って行く予定はないですが、片付けておくのには良いですね。
とりあえず、1灯セットを組み立てつつ撮影機材を紹介していきます。
撮影機材の要、ライトスタンド
まずはコチラが「ライトスタンド」です。この上に「ソフトボックス」や「ストロボ」、「アンブレラ」など色々な照明系の撮影機材を載せます。写真だと足があんまり開いていない感じですけど、机の上が狭かったのでこれぐらいにしました。本来ならばもっと広く足が開けます。
スタンドは60cmから最大2mまで高さが撮れます。高さを調節できるので、上からの光なんかも表現できます。
僕はいろいろな撮影機材セットを試しているので、こちらのライトスタンドが家にめっちゃあります。
ソフトボックスは簡単に組み立てられる
こちらがホルダー付きのソフトボックス本体です。電源とスイッチがあって、コンセントにさして使います。ソフトボックスにはそれぞれサイズがありまして、とりたいものによってサイズを選んであげればよいなと思います。光の表現が変わり・・・って感じですね。
そしてこちらが、ソフトボックスに入れるための電球です。先ほどのソフトボックスにこちらの電球を刺したらもうつかえます。めっちゃかんたん。
ソフトボックスに電球を装着してみました。ソフトボックスの中には銀色のシートがあって、いわゆる「堅い光」を作ってくれます。ちなみに、こちらのソフトボックスは簡単に組み立てられるタイプで4〜5分あればすぐにでも撮影機材として使えます。
ほかにも「Bowens(ボーエンズ)マウント」という形式もあるのですが、あちらは組み立てに時間がかかり「簡単に撮影したい」人には向きません。でも、あっち系の方が利便性はあります。
光を拡散、ディフューザー
そしてソフトボックスが発する光をさらに「拡散」してくれる「ディフューザーシート」がこちらです。ソフトボックスにマジックテープで簡単に取り付けられるタイプのものです。もちろん、「ディフューザーをつけない」って表現もあるのですが、柔らかい光を使ってぶつどりではほぼ必須です。ちなみに、撮影機材セットに必ず入っているのでこれも家にいっぱいあります。
ソフトボックスの光の出口にディフューザーを取り付けてあげた写真が上記になります。なんか、やっと撮影機材っぽくなりましたね。
デュフューザーを取り付けずに、板状のディフューザーを別途使うという手法もあります。それも「何を表現したいか」で変えていけばよいなと思います。僕はいろいろディフューザー単品で所持していて、そういったものを駆使して撮影しています。
ライトスタンドに差し込むだけ
先ほどのライトスタンドのトップには、「だぼ」が取り付けあっれています。こちらの「ダボ」の規格によってはソフトボックスが刺さらないものもあります。今回は「セット」なのでもちろんはまりますが、ライトスタンド単品で別途購入するときに注意が必要です。今回はそういったことを書く記事ではないので割愛させていただきます。
先ほどのソフトボックスには、ダボ用の穴があって、ライトスタンドを差し込んでネジを締めたら取り付けは終わりです。
ソフトボックスの組み立て、電球の差し込み、ディフューザーの取り付け、ライトスタンドへ取り付け・・・で大体5分もかかりません。なれてきたら速攻で撮影環境を構築できます。
電源プラグの形状が・・・。
格安な撮影機材セットにあるあるパターンなんですが、ACアダプターの形状が日本で一般的に売られているのと違います。写真を見てもらうとわかるように、右と左のプラグで縦の長さが違うのです。
元々、コンセントには電極があって、左右それぞれの長さが違うようになっています(コンセントの穴を見ればよくわかります)それに合わせるためにこういった形になっているのかと。
なので、コンセントの穴が左右両方とも一緒の長さのタイプの物には刺さりません。とはいっても一般的な家ならコンセントの穴の左右の長さが違うはずです。
めちゃくちゃ古い電源ケーブルとかなら左右一緒の長さの可能性はありますね。
ほんと、注意はこのあたりだけ。
後はソフトボックスのスイッチを入れるだけ
ソフトボックスの組み立てが終わり、電極に注意しながらACアダプターを差し込む。そしてあとは、ソフトボックスの電源スイッチを入れるだけです。
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ここで、もしライトが点灯しないようならば、「電球がちゃんと刺さってない」「電球が切れている」「ソフトボックスが死んでる」のどれかだと思います。僕も数ある格安撮影キットを購入したときに、2度だけ、電球がだめなときがありました。
そんなときは、販売元に連絡したら、2〜3日で新しい電球が届きます。
まぁ、「格安」な撮影機材セットですからね、そういったこともあるんだな〜ぐらいのノリで覚えておいてください。
実際にソフトボックスで照らしてみた
実際に、家にあったダンボーさんのFigmaを使って、ソフトボックスのパワーを見ていきましょう。
ソフトボックスにあるディフューザーによって「光を拡散」してくれるので、ダンボーさんの後ろの影が消えました。消えたというか、普通のライトだったら濃く出る影が柔らかい影になりましたね。これがソフトボックスのパワーです。
ソフトボックスのお供にブームアームがあると良い
こちらは「ブームアーム」という撮影機材で、先ほど紹介したセットには入ってないのですが、このアイテムがあるとソフトボックスがより楽しくなります。
写真のように、真俯瞰(真上)からの投光がかのうなため、さらに撮影の幅が広がります。
※今回紹介している製品が無くなったので似たセットを上記しておきます。
ちなみに、最初からブームアームがセットになっている撮影機材セットも存在します。「何を撮りたいか」を考えて、必要ならば導入すればよいと思います。僕はなぜかこれが数本家にあります。なんでだろう・・・。
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格安な撮影機材セットでソフトボックスを構築
さて、"今回は"ソフトボックスのご紹介でした。あの人に質問されたらどうしても教えないとイケないジレンマ。今回のを機に、何か撮影機材関連を小出ししてイケたらなと思います。
ってか、他の人って興味あるんですかね?ソレが問題です。ボクはほかにもたくさん撮影で使っている撮影機材がありまして、「個人でスタジオできるじゃないの?」ぐらいのアイテムはそろっていると思ってます。そういうの興味あるの?だれか?
- とりあえず、物撮りに「ソフトボックス」は良いよ
- 格安機材セットの組み立てがめっちゃ簡単
- 調べてみると安い機材がいっぱいある
- ブームアームを買い足すとさらに幅が増えます。
ソフトボックスあるだけでも、コスプレ撮影や物撮りでかなり効果ありますからね。是非とも手に入れてみて下さい。
※今回紹介している製品が無くなったので似たセットを上記しておきます。